性交時痛や違和感が気になる

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性行為の際に痛む・違和感がある

性行為の際に痛む・違和感がある

性行為の際の痛みや違和感は、年齢・経験を問わず、どなたにでも起こり得る症状です。痛みの特徴や程度は人によって様々で、軽い違和感から激しい痛みまで、その症状は多岐にわたります。

多くの場合で不快感となるので、痛みを我慢しながらの性交時は避けるべきなのですが、パートナーへの配慮から、なかなか言い出せずにいる方も少なくありません。ただし、中には女性器の形状が原因となっていたり、思わぬ病気が隠れていたりする可能性もあります。気になる際には、枚方市・交野市・星田駅のリア形成外科美容クリニックへお気軽にご相談ください。

性交痛の原因

性交痛を感じる場所は、大きく分けて「膣の入り口付近」と「膣の奥」の2か所です。それぞれ原因が異なることも多くあります。

膣の入り口付近(入口部性交痛)

乾燥

前戯・挿入時に外陰部に痛みを感じる場合は、膣の乾燥が原因となっている可能性があります。特に十分な前戯がないまま性行為に移行することで、膣が十分に潤わず痛みを感じることがあります。

ストレス・緊張

精神的なストレスや緊張は、膣の潤いや柔軟性に大きく影響します。過去のトラウマや性行為に対する不安、日常生活でのストレスなどにより、体が緊張して痛みを感じやすくなることがあります。

誤ったテクニック

不適切な愛撫や過度な刺激も、痛みの原因となります。刺激されて気持ち良い場所や力加減は人によって異なりますので、勇気を出してパートナーに伝えてみるのも一つの手です。

女性器の形状

生まれつきの形状、あるいは出産後の形状変化など、解剖学的な要因で痛みが生じていることもあります。特に肥大した小陰唇が挿入時に巻き込まれる、クリトリスが過度に刺激されることなどが原因として考えられます。

膣の奥(深部性交)

婦人科の病気

子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣腫瘍などの婦人科疾患によって性交痛が引き起こされることがあります。特に膣の奥に強い痛みを感じる場合は、これらの可能性を考慮する必要があります。

性感染症

性感染症による炎症が性交痛の原因となることがあります。性感染症の多くは自然治癒せず、パートナーへの感染リスクや母子感染のリスクがありますので、性行為時にいつもと違う違和感がある場合には、早めに当院か、かかりつけの婦人科へご相談ください。

対策方法

パートナーとの相談

どちらかが我慢しながらの性行為は、お互いのためになりません。痛みについてパートナーと率直に話し合い、理解と協力を得ることが重要です。

二人で話し合い、行為の前の雰囲気づくり、気持ち良い体位・前戯の工夫など、満足度の高い性行為に向けてチャレンジしてみると良いでしょう。

潤滑剤の使用

膣の潤いが不足している場合は、ゼリーやローションなどの潤滑剤を使用することも効果的です。相手に直接的に痛みを告げるより、こうしたグッズの使用を提案することで、パートナーの気持ちを損ねずに症状を改善できる可能性があります。

生活習慣の改善・ストレスケア

十分な睡眠とストレス管理を心がけ、リラックスした状態を保つことが大切です。また、骨盤底筋のケアや適度な運動により、デリケートゾーンの健康維持につながります。

婦人科形成手術での改善

婦人科形成手術での改善

痛みが続く場合や気になる症状がある場合は、まず専門医への相談をお勧めします。特に女性器の形状が原因となっている場合は、婦人科形成手術も選択肢となります。痛みや違和感の原因となる余分な組織を切除することで、症状の改善を図ります。

同時に理想の形状へと整えられますので、ご自身のコンプレックスの解消にもつながりますし、パートナーの満足度の向上も期待できるようになります。